尾瀬かまた宿温泉 梅田屋旅館 ① [温泉]
2016年4月19日
今回の秘湯の旅は「日本秘湯を守る会」の会員の宿でも今までに行った事のない宿に挑戦しました^^
群馬県ではありますが、栃木県との県境近くにあって尾瀬の入り口です。
『尾瀬かまた宿温泉 梅田屋旅館』と言う所へ行って来ました。
春真っ盛りのとても良い天気の日でした。
途中の「ならかわ」の道の駅です。
今回の旅行には5つの目的があります。
一つは勿論、初めて行く温泉宿。
二つ目は途中で寄ろうと思っている蕎麦屋で韃靼そばを食べること。
三つ目は伊香保の温泉饅頭。
四つ目は碓氷峠入り口にある「おぎのや」で峠の釜飯。
二つ目から四つ目までは今までにも何回か行った事があるのですが、五つ目は新しく伊香保に出来た「ディーズガレージ」と言う「イニシャルD」をテーマにしたレーシングカフェに行く事です。
今回は距離がかなりありますし、目的が一杯あって忙しそうですが楽しみです^^
家の方ではもう散ってしまった桜もここでは満開状態でした。
青空に桜がとても綺麗で、テンションも上がります^^
5つの目的の一番最初は蕎麦屋さんで「黒耀」。
昼も過ぎて13時半頃に行ったのでかき入れ時は過ぎたのかな客は自分一人でした。
店に入って注文をしようとメニューを見たのですが、前はあったはずの三色ざるそばがどこにも見当たらない><
女将さん?に聞いたところ、「今は休ませて貰ってます」との事だったが、「ちょっと待って下さい」と言って厨房の方に入って行って多分ご主人さんに聞いて来たんだろう、戻って来て「出来るそうです」との事だったので注文した。
他にそれなりに客が居たら駄目だったかもしれないのでラッキーかな^^
しばらく待たされて出て来ました。
左から「田舎そば」、「更科そば」、そして大好きな「韃靼そば」。
田舎そばはどこにでも見かける感じのそばですが、ここは十割そばなのでそばの風味たっぷりの美味しいそばです。
この辺の名物そばでもある「更科そば」。
白いそばが鮮やかでのど越しが良いそばです。
そして「韃靼そば」。
黄色でずるずるっとすするようなそばではなくて、結構千切れて短かく、少し苦味があるそばの元祖みたいなそばなんですが、「これこそそばの味」みたいなそばで大好きです^^
でも、かなり癖があるので好き嫌いは分かれるかも^^;
それとご主人が前は年取った人だった気がしたんですが、まだ若い人(多分息子さんか、弟子?)のような人に代わったみたいで、そのせいがあるかどうかは分かりませんが、ちょっとだけ前より味が落ちたかなぁって思いました。
それでも充分満足の行く美味しいそばでした。
後で出てくるそば湯もこれまた美味しい^^
とろとろのそば湯なんですがそばの風味がたまらなく良くて全部飲んでしまいました^^
昨日は仕事が終わって帰って来たのが夜中で今回もまた殆ど寝ずに出掛けて来て、予定では初めての所なので17時前には到着しようと思っていたのですが、途中、たまらずに仮眠とかしてしまって結局到着は18時少し前になりました><
それでもネットでも評判の良い温泉宿らしく快く迎えてくれました。
日光への国道沿いにあり場所的には秘湯感のない所と情報を得ていたのですが、まあそれ程気になるほどでもありませんでしたし、中に入ってしまえば、静かで車の通る音とかも聞こえてきませんでした。
上が朝、出掛ける前の距離計。
下が到着時の距離計。
ここまで410キロ。
休憩や仮眠もしましたが、ほぼ半日を要しながら来ました^^;
ちょっときつかったかな><
先ずはロビーで「目薬の茶」なる物を頂きました。
目に良いお茶らしいです^^
案内された部屋は予約をした時にも言われた「ちょっと訳ありの部屋」。
と言っても幽霊が出るとかではなくて^^、かなり古くてトイレも和式で客の中には「部屋を換えて」って言う人も居るらしい。
自分としては古いと言っても綺麗に隅々まで掃除は行き届いているし、逆に洒落た綺麗で新しい部屋より秘湯感があって良いと思った。
新しい部屋より幾分、こちらの方が安いです^^
テーブルに置いてあった茶菓子。
左にある「尾瀬物語」と言うのをお土産でも購入しました^^
ネットで調べて知っていたのですが、スリッパに貼るシール。
これは便利と言うか良いアイデアだと思います^^
温泉に浸かりに行って他の客も居ると同じスリッパが並ぶからどれだったか忘れてしまう。
自分は全然気にしないほうだけれど、気にする人は気にするから良いと思います。
温泉は内風呂、露天風呂何ヶ所かあり、時間帯によって男女入れ替わります。
内風呂の奥にこんな感じで露天風呂の入り口がありました。
温泉的にはご覧のようにアルカリ性単純泉。
凄い良いとは言いませんが、それなりに良い温泉です。
しかも半日寝ないで運転して来た身体には最高のお湯でした^^
露天風呂です。
露天風呂の上には満開の桜。
国道沿いとは思えない静かさで充分に秘湯感あります^^
湯船の方から見た入り口です。
雨降り用の笠が掛かっていました。
内風呂です。
妙に細長くてレンズに収まりませんでした^^;
長旅の疲れを流した後はお楽しみの夕餉です。
食事処で頂きましたが、自分以外にも何組かのお客さんが来ていました。
尾瀬の方の水芭蕉はまだ早いらしいですが、この辺はそろそろ咲き出しているので見に来ている人も多いのでしょう。
若い女性のグループが隣にいました^^
上州豚の陶板焼き。
柔らかくて美味しかったです。
個人的に牛肉より豚肉の方が好きかな^^
きのこの鍋。
虹鱒のくんせい。
これが一番美味しかった。
自分の生まれ故郷も虹鱒で有名なんですが、燻製を食べたのは初めてで、こんなに美味しいとは思いもよりませんでした。
漬物。
豆腐。
湯葉。
この辺は豆腐が有名みたいです。
左からゴマ豆腐、真ん中は忘れました><、右がコンニャク。
煮物。
ふきのとう、きのこ、たらの芽、干し芋、行者にんにくの天ぷら。
山菜は大好きなので嬉しいです^^
岩魚の刺身。
これまた大好きな岩魚。
自分の好みに合わせてくれたような^^ 料理です。
デザート。
苺にオレンジ、レアチーズケーキ。
個人的にはこちらも和風のデザートにして欲しかったかな^^;
量、質共に満足の行く夕餉でした。
ビールもすすむ、すすむ^^
夕餉の後はほろ酔い加減で入れ替わった内風呂「美人の湯」へ。
建物と建物の間の狭い通路を通って奥が「万理姫の湯」と言う露天風呂。
露天風呂に浸かった後はいつもの如く、部屋に戻って朝まで爆睡でした^^;
続く・・・
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